当科は「屋根瓦式」と「ブラザーシスター制」を併用した教育体制をとっています。経験年数が様々な縦割りのチームの中で、教育担当と一緒に学び合いながらチームでサポートしていきます。また2年目以降から新入職員の教育担当となることも特徴です。教えることで1年目の業務を振り返り、教育的視点も養いながら臨床経験を積んでいくことができます。学び合い・育ち合いの教育を実践しています。
入職後2年間を初期教育期間と位置付けて、同一病棟での研修を行います。3年目より基本配置としてその後は最短1年のスパンでの病棟研修や希望に合わせて法人内事業所勤務を行っていきます。特徴としては「屋根瓦式」の教育体制をとっており、経験年数が様々な縦割りのチームの中で教育を行っています。また2年目から新入職員の教育担当となることも特徴であり、教えることで1年目の業務を振り返ったり、教育的視点を持ちながら臨床経験を積んでいくことができます。教育者が若手スタッフにはなりますが、屋根瓦により経験年数の上の先輩もしっかりサポートしているため、安心して指導を受けることができます。管理体制についても、3か月に1回程度の頻度にて「研修管理委員会」を開催しており、新入職員の業務の進捗状況の確認や、教育に携わる職員同士の情報共有など、科内全体としての取り組みも行っています。
新入職員は入職後に社会人として、医療従事者として様々な学習会を行います。
新入職員向けの勉強会の実績としては、診療報酬・接遇・リスク管理(ヒヤリハット・急変時対応)・移乗動作(実技)・車いす・装具について・カルテの書き方・疾患別リハビリテーションについてなど。院内学習会も活発に行っています。
・症例検討会(2週に1回)
・感染関連(手洗い・個人防護具・感染物処理方法・インフルエンザなど)
・医療安全関係(危険予知活動・インシデントレポートミーティング)
・電動車いす・福祉用具などのデモンストレーション
・伝達講習会(研修保障で参加したものに対して実施)
・看護部主催の学習会(心電図の読み方・酸素投与について・人工呼吸器の使用方法・食事介助時のポジショニングなど)